【愛がイク】 (66) 父母(ちちはは)に感謝して成仏しいやー
四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあり季節は常に真夏である。
登場人物
佐治(21) 2mの巨人、蛇のような目。スキンヘッドに顔も含め全身に耳なし芳一のように漢字の入れ墨を入れ、1個がゴルフボール大の玉を繋いだ長い数珠を首にぶら下げ、何とも言えず不気味な顔。
栗栖(18)3年生。2mの巨人、恐ろしい人相。
舞 三年生。栗栖の彼女でごく普通顔
真菜(18)180㎝。スタイル抜群の美女。空手部。15話から登場。
北倉エミ(17) 165㎝。キリッとした美人。
久美子(16) で165㎝。新体操部。キリッとした美人。昔、他校で栗栖に蹂躙されてたが修一に救われる。8話から登場。
宮田 安西高校空手部主将
脇谷 同、副将
香山孝二 秀才で気弱そうな高3
香山組の組長(50)京子の父
同、若頭(50)温厚そうな顔

N=ナレーション&呟き
試合場の真ん中にAと真菜が立ち、既出の審判の説明を受けている絵に司会の声、
「さあ真菜選手、男子相手にどこまで戦えるかーー」
真菜、怯えを隠せないAを憎しみの目で睨む。
A 「・・・あ、あの、顔の攻撃だけはやめてくれよな、鼻が折れて頬も陥没してん
だ・・・」
真菜、突然ガズッと正拳で顔面を殴ったので、
A 「ぎゃっ」と悲鳴。
顔を押さえてうずくまったAに、
真菜「しゃべるなカスが!」
場内の「おーー」というどよめきと共に宮田達驚愕。
司会「な、なんと審判の合図をまたずに岩城を彷彿とさせる行き成りの先制攻撃!」
優子達あ然とし、
愛 (まるで・・・)
エミ(修ちゃんみたい・・・)
顔を押さえてのたうつAの腹をドゴッ、ドゴッと蹴り、
真菜「この間はよくもやってくれたわね」
審判に止められ、
審判「や、やめなさい、これ以上やったら失格だぞ」
Aがよろっと起き上がったのを見て、
審判「よし、始めっ!」
真菜「いやーーっ」とAめがけ突進。
空中高く跳び上がり後ろ回し蹴りをAの顔面にゴズッと炸裂させる。
A、包帯がほどけながら歯を三本飛ばし後頭部からドサッと倒れる。
司会「な、なんと・・・」
宮田「真菜ってこんなに強かったのか・・・?」
自分でも驚き、
真菜(修ちゃんに教えられた事を毎日コツコツ反復してただけなのに・・・)
真菜(私こんなに強くなってたの・・・?)
高く跳びあがり後ろ回し蹴りを他の選手の顔面にゴズッと炸裂させる絵に司会者の声、
「何と全て飛び回し蹴りで立て続けに4人を倒し、残るは正体不明の主将ただ一人となりました」「まったく予想外の展開です・・・」
驚嘆し、
宮田「まさかここまでやるとは・・・」
脇谷「独学だって言ってたがちょっと信じがたいな・・・」
輿の前に四人が怯えて土下座し、
A 「無様な姿を晒してしまいお許しを・・・」
輿の中からの声、
「えーえー、お前らはただの人数合わせのペーパー部員やから気にせんでええー」
A 「カメラも入り舞台は整いました。主将、御出ましをー」
佐治「うむ・・・」
Aが輿の幕を上げる絵に司会の声、
「果たして主将とはどんな人物なのか期待が高まりますーー」
同、組事務所内、
組長「けっ、ガキのくせに演出があざとすぎて虫唾が走るわい・・・」
若頭「ほんま、顔見んでもこいつのアホ面が想像できますわ」
同、体育館内、
輿から右足がニュウと突き出される。
屈んでまだ顔が見えない姿が現れる。
真菜たち安西陣営全員が注視。
俯いたままの佐治がニュウと立ち上がる。
宮田「(驚き)でかっ・・・!」
佐治(首に前出の数珠をぶらさげている)、目を閉じたまま顔を上げてそびえ立つ。
おぞ気たって、
司会「・・・な、何と2mの巨漢に恐ろしい顔が乗っており、私ならこの顔を見ただけで逃げ出すでしょう・・・」
観客、おぞ気たって静まり返る。
宮田達も同様。
同、組事務所内
全員おぞ気たち、
組長「・・・な、なんじゃ、こいつ、これでも高校生か・・・?」
若頭「こ、こんな化け物とやりおうたら・・・この子、殺されてしまいまっせ・・・」
同、体育館内、
脇谷「(宮田に)おい、すぐ真菜を棄権させなきゃやばいぞ・・・」
宮田「お、おう、すぐ審判に・・・」
真菜「待って、勝てないかもしれないけど戦わずに棄権なんて安西の恥になる」
脇谷「殺されるかもしれないのに恥もくそもあるか」
真菜「どうしても歯がたたなかったら自分で棄権するからやらせて」
宮田「真菜、どうあってもあいつとやるつもりか?」
コクッと頷き、
真菜(あいつが私を襲わせた首謀者なんだから・・・)
試合場の真ん中に佐治、真菜、審判が立ち説明を受けている絵に司会の声、
「体格が違いすぎてあまりにも無謀です。安西陣営はなぜ真菜選手を棄権させないのでしょうか・・・」
試合場の真ん中、目を閉じたままの佐治を見上げ、
真菜(・・・お、恐ろしい・・・)
目を閉じたまま、
佐治「今日がこの世の見納めやー、父母(ちちはは)に感謝して成仏しいやー」
佐治、かっと蛇のような目を開く。
真菜(ひっ・・・)と戦慄する。
宮田、脇谷「うぅ・・・」と身震いする。
プルプル震え、
真菜(・・・し、修ちゃん、助けてやっぱり無理・・・)
佐治「お前は殺すには惜しい美人やでー」と長い舌でペロッと真菜の鼻を舐めたので、
真菜(うぃぎぃぃ、もう耐えられないー・・・)
髪の毛をひっつかまれて首筋をペロッと舐められながら怖気たち、
真菜(ぎぃぃ、こ、この体格差じゃ先制攻撃しか・・・)
審判「では始めっ!」
真菜「いやーーっ」と高く跳びあがる。
後ろ回し蹴りを横っ面にバチッとかますが佐治は微動もせず。
真菜(くっ、顎に確実にヒットしたのに・・・)と戦慄する真菜を見下し、
佐治「ダンスはもうしまいかー?」
佐治、右手でいきなり真菜の首をグワシッと掴む。
真菜「ぐふっ」と呻く絵に司会声、
「行き成りネックハンギング!よけられたはずなのに蛇に睨まれたカエルのように棒立ち状態の真菜選手!」
真菜、首を掴まれたまま高く持ち上げられ血流が停まって顔を真っ赤にする。
そして失禁し尿をボタボタと垂れ流す。
宮田「真菜!・・・」
優子「だれか止めて!死んじゃう!」
京子「(戦き)こいつを止められるのは修ちゃんしかおらん・・・」
同、組事務所内、全員おぞ気たち、
組長「だっ、だれか止めたらんかいや、この子、殺されてしまうぞ・・・わ、若、助けたってくれー」
同、体育館内、
意識が遠のき、白目になりつつ、
真菜(・・・しゅう・・・ちゃ・・・)
突然だれかが後ろから佐治の膝裏をガッと蹴る。
佐治が振り向くと、
孝二「(戦き)真菜さんを放せ!僕が代わりに戦うから」
房江「(驚き)きゃっ、孝ちゃんっ!」
脇谷「香山っ!あいつなにをすっとぼけたことを・・・」
ずっと真菜を持ち上げたまま、
佐治「お前、この女に惚れとるんかー、なんと健気なやっちゃなー」
いきなり顔に裏拳をバチンとくらわされ、
孝二「ぐぶっ」と血反吐を吐いて吹っ飛ぶ。
房江「きやーーっ、孝二っ!」
脇谷が孝二を介抱する横で、
宮田「審判、棄権、棄権します!」
佐治「下っ端がやられてんのに主将は戦いもせずに知らん顔かー、立派な主将やなー」
宮田「ぐぅぅ・・・」
小便が溜まった床を見下し、
佐治「神聖な試合場に小便たらしよってからにー」
佐治、真菜のズボンをズルっと脱がせる(下半身ビキニパンツ一枚の状態)。
観客「おおーー」とどよめく。
司会「佐治!なっ、何をする気だ・・・?」
持ち上げてた真菜を小便の上にうつ伏せでドカッと叩きつけ、
佐治「自分が汚したんやから舐めて綺麗にしいやー」
ボロボロ泣き、
真菜「うぐうぅぅ、修ちゃん・・・助けてー・・・」
真菜、後頭部をガズッっと蹴られて頭がバウンドする。
意識を失った真菜の頭を踏みつけ、
佐治「はよ舐めな背骨をへし折るでー」
その時、突如後ろからゴンッと佐治の後頭部に回し蹴りが炸裂。
佐治「ぐっ」と後頭部を押さえて膝をつく。
道着を来て不敵な顔で、
栗栖「おう入道!こっからはわしが相手じゃ」
場内「おおおおー」とどよめく。
久美子(げっ、なんで栗栖がここにおるんや・・・?!)
つづく